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病院紹介

病院長あいさつ

よりよい福祉並びに
医療サービスを提供するとともに、
医療的ケアを必要とする在宅児への医療支援にも
積極的に取り組みます
冨和 清隆 病院長
東大寺福祉療育病院 病院長
富和 清隆

今から約1250年前、聖武天皇は盧舎那大仏造立という大事業をすすめられました。
盧舎那大仏は『華厳経』に説かれる仏で、その教えでは文字通りこの世は華で飾られていて、その華とは存在するすべてのいのちの事であり、それらは互いに支え合い輝き合っているといわれます。天皇はその大仏をみんなの力で造り、「動物も植物も含め、共に栄える世の中にしたい」という願いを立てられました。光明皇后も悲田院や施薬院を設立し、人々のため共に尽力されたのです。

常に国民のことを考えられ、思いやりの心を広げようと努められたお二人の行動の原点は、お生まれになった皇太子が一歳の誕生日を迎えることなく亡くなられたことにあります。天皇は亡き皇子の菩提を弔うために金鍾山房を建立され、後にこの山房が東大寺へと繋がってゆくのです。

聖武天皇、光明皇后、二人の願いをひとつの形に

東大寺では、このお二人の願いをひとつの形にするため、聖武天皇1200年御遠忌記念行事として東大寺福祉事業団を設立し、昭和30年7月に肢体不自由児施設「東大寺整肢園」を開設しました。

その後、平成11年1月に重症心身障害児(者)通所施設「華の明」を開設、平成20年5月には、入所児の重症化に対応するため、重症心身障害児施設「東大寺光明園」を開設し、重症児・者の健康の維持・増進に力を注ぐとともに、生活の充実にも積極的に取り組んでいます。

また、入所・通所事業の他に、短期入所事業や相談事業なども実施しており、地域における役割を果たせるよう努めております。

「人との出会い」「動植物との触れ合い」を通じて、喜びを識る時間を提供

一方、東大寺境内に「奈良親子レスパイトハウス(平成21年9月設立)」を設置しており、豊かな自然・歴史・宗教的環境の中で、難病や障害のある子供とその家族にいつもとは違った「人との出会い」「動植物との触れ合い」を通じて、今、ともに生きて在ることの意味、喜びを識る時間を提供しています。

今後は、入所・通所等事業及び病院機能(入院・外来)の一層の充実を図り、より良い福祉並びに医療サービスを提供するとともに、医療的ケアを必要とする在宅児への医療支援にも積極的に取り組むこととしています。

東大寺福祉療育病院は、職員一同高い志のもと、利用者の皆様と幸せを分かち合える施設運営に取り組んでまいりますので、何卒ご理解・ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

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