障害をもつこどもたちはリハビリテーションのほか、呼吸、栄養、感染防止などきめ細かい管理や合併症への対応が必要です。消化管障害については病態によってCTやMRIの画像検査のほか24時間食道内pHモニタリング検査などを施行します。必要な場合は小児外科と協力し消化管造影検査などもおこないます。嚥下障害が疑われる場合はビデオ嚥下造影(VF)や耳鼻咽喉科による嚥下内視鏡検査(VE)により評価します。側彎や股関節脱臼などについては整形外科に相談するなど、さまざまな合併症に対しQOLの向上を目的にご家族と治療方針を検討し、こどもたちの健康管理、生活支援をおこないます。